COMMENT

フィルムで何本も青春映画を作ってきた映画監督として、『私たちのハァハァ』には、少なからず衝撃を受けました。
デジタル時代の青春映画はこうなるのか、という心地よい刺激。とにかく幸福な感動で一杯でした。

大森一樹(映画監督)

愛するミュージシャンのためなら、どんな不可能も可能にしてみせる! バカバカしくも共感せずにいられない青春期の全能感が眩しすぎる。エネルギー充填120%の娘たちが、高揚と落胆をふんだんに盛り込んだジェットコースター・ジャーニーを疾走する様に、興奮が止まらない。『リンダリンダリンダ』以来の、等身大ガールズ映画の新たな金字塔だ!

矢田部吉彦(東京国際映画祭ディレクター)

ビートルズをNYまで追いかける女の子たちの映画『抱きしめたい』をセーラー服の女子4人組でやるなんて、反則って感じ。
彼女たちが自転車を漕ぐだけで、意味のないおしゃべりをするだけで、ただ戯れるだけで、この瞬間は特別なんだという、一種シリアスな空気が溢れ出す。

山内マリコ(作家)

自分の高校生活に被るような被らないような。こんな青春なら、なくなればいいのに。

コムアイ(水曜日のカンパネラ)

しゃべりたいーー!! 試写ひとりで行くんじゃなかったーー!! とにかく松居監督には主役を男子高校生に置き換えて「俺たちのハァハァ」も明日から撮ってほしい。できれば野球部、相撲部、帰宅部、ヤンキーの4人組でおねがいします!

宮本杜朗(映画監督)

  • 製作:SPACE SHOWER NETWORKS INC.
  • 制作:CONNECTS LLC.
  • 配給・宣伝:SPOTTED PRODUCTIONS.
  • 2015年/91分/カラー/日本